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逃散
ふりがな文庫
“逃散”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちょうさん
80.0%
にげちつ
10.0%
にげちり
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうさん
(逆引き)
すでに城兵の大部分を
逃散
(
ちょうさん
)
させたあとなので、武器だけは
夥
(
おびただ
)
しく残っている。一弾放っては、またほかの鉄砲を取って撃ち、使い捨てに撃ちつづけていた。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
逃散(ちょうさん)の例文をもっと
(8作品)
見る
にげちつ
(逆引き)
折
(
をら
)
れ或は
腰骨
(
こしぼね
)
腋腹骨
(
あばらぼね
)
皆打折れて即死せしもあり
適々
(
たま/\
)
未だ
死
(
しな
)
ざるも然も哀れ氣に
呻
(
うめ
)
く
體
(
さま
)
心地
(
こゝち
)
能
(
よく
)
こそ見えたりけれ後藤は是を
顧
(
かへり
)
みてヤレ/\たはいもなき
弱虫
(
よわむし
)
めら只一打にて
逃散
(
にげちつ
)
たりシテ
未
(
まだ
)
死切
(
しにきら
)
ぬ
奴輩
(
やつばら
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
逃散(にげちつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
にげちり
(逆引き)
木の
枝
(
えだ
)
をあつめ火を
焚
(
たき
)
てあたりをりしに、其所よりすこしはなれて
別
(
べつ
)
に火
燄々
(
えん/\
)
と
燃
(
もえ
)
あがりければ、
児曹
(
こどもら
)
大におそれ皆々四方に
逃散
(
にげちり
)
けり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
逃散(にげちり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“逃散”の解説
逃散(ちょうさん)とは、日本の中世から近世にかけて行われた農民抵抗の手段、闘争形態である。兆散とも言う。古代の律令時代に本貫から逃れて流浪する逃亡及び律令制解体後に課税に堪えずに単独もしくは数名単位で他の土地に逃れる逃亡・欠落とは区別される。
(出典:Wikipedia)
逃
常用漢字
中学
部首:⾡
9画
散
常用漢字
小4
部首:⽁
12画
“逃散”の類義語
出奔
脱走
逃走
逃避
逸出
逸走
“逃”で始まる語句
逃
逃出
逃亡
逃去
逃路
逃入村
逃走
逃失
逃入
逃場
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山東京山
吉川英治
作者不詳
中里介山