“児曹”のいろいろな読み方と例文
旧字:兒曹
読み方割合
こども40.0%
こどもら20.0%
じそう20.0%
わらべども20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
児曹こどもらが手遊のそりもあり。氷柱つらゝの六七尺もあるをそりにのせて大持の学びをなし、木やりをうたひ引あるきて戯れあそぶなど、暖国だんこくにはあるまじくきゝもせざる事なるべし。
木のえだをあつめ火をたきてあたりをりしに、其所よりすこしはなれてべつに火燄々えん/\もえあがりければ、児曹こどもら大におそれ皆々四方に逃散にげちりけり。
かのソールズベリのよく罵る、チャーチルの傾危なるもちろん弱敵にあらざれども、グラッドストン氏の眼中よりすればこれ児曹じそうのみ。いわゆる公ら碌々ろくろくの輩のみ。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
すべてみな雪にて作りたつる也。(雪をくぼめ、ぬかをしきて火をたくに、きゆる事なし)これを雪ン堂又しろともいふ。児曹わらべども右の雪ン堂の内にあつまり物などて神にもさゝげ、みなよりてうちくふ。