“黒煙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くろけむり68.6%
こくえん17.6%
くろけぶり5.9%
こくゑん2.0%
くろけふり2.0%
くろけぶ2.0%
けむり2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……のまだれないに、さしわたし一町とはれない中六番町から黒煙げたのがはじまりである。——同時に、警鐘亂打した。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
黒煙を吐く煉瓦づくりの製造場よりも人情本の文章の方が面白く美しく、ち遥に強い印象を与えたがためであろう。
夏の町 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
後世こそ大事なれと、上総から六部に出た老人が、善光寺へ参詣の途中、浅間山の麓に……といえば、まずその硫黄黒煙が想われる。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
なり、海賊! 縱帆架大日本帝國軍艦旗ずや。」と。海蛇丸滿船電燈はパツとえた。同時に七海賊船黒煙團々怒濤つて此方猛進る。
に人の騒立つるにきて顔をれば、座中を延べてを眺め、声々に臭しとはるに、見れば、吾が羽織のは火中に落ちて黒煙を起つるなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
流るる血しほ黒煙動揺しつつ
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)