“参詣”のいろいろな読み方と例文
旧字:參詣
読み方(ふりがな)割合
さんけい77.1%
まいり9.6%
おまいり8.9%
おまゐり1.3%
まい1.3%
まゐ0.6%
まゐり0.6%
マヰリ0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“参詣”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究40.9%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸12.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
姫君のために紫夫人は上賀茂かみがもやしろ参詣さんけいするのであったが、いつものように院内の夫人を誘ってみた。
源氏物語:33 藤のうら葉 (新字新仮名) / 紫式部(著)
その翌日七時過ぎに起きて、いよいよみんなでブダガヤに参詣さんけいに出掛けるということで朝御飯をべることになった。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
ところで、お艶様、その御婦人でございますが、日のうち一風呂お浴びになりますと、(鎮守様のお宮は、)と聞いて、お参詣まいりなさいました。
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
……しかし、気心の知れたうしとき参詣まいりでさえ、牛の背をまたぎ、毒蛇のあごくぐらなければならないと云うんです。
「かさねまして、いずれ伺いますが、旅さきの事でございますし、それに御近所に参詣おまいりをしたい処もございますから。」
夫人利生記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
但し約束は受けていても、参詣おまいり帰途かえりみち眩暈めまいがすると、そのまま引籠ひきこもること度々で。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
少こし酔つたから風に吹かれた方がいつて、無理に車を返へしましてネ、一人で歩いて帰つたんですよ、——きつとあれから門跡様もんぜきさま参詣おまゐりしたのです
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
といふのは梅廼屋うめのや落語社会らくごしやくわい寄合茶屋よりあひぢややでございますから……「有難ありがたうございます、どうか御囘向ごゑかうを願ひます、また参詣おまゐりいたします」とつて
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
堀の内へでも参詣まいる時は道順だ。煎餅の袋でも持って尋ねてやれ。おい、蔦吉は、当時飯田町五丁目の早瀬主税の処に居るよ。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あれは、えらい僧正だって、旦那の勧める説教を聞きはじめてから、方々へ参詣まいったり、おしえを聞いたりするんだがね。
化銀杏 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
浪花なには座で『忠臣蔵』をつてゐる鴈治郎なども、おかる道行みちゆきのやうな濡事ぬれごとを実地ひまがあつたら一度青蓮寺に参詣まゐつたがよからう。
毎月まいげつ二十五日には北野の天神へ怠らず参詣まゐつてゐたが、或日雨の降るなかを弟子が訪ねてくと、五雲は仰向あふむけに寝て、両手を組んで枕に当てがひ、両足をあげて地面ぢべたを踏むやうな真似をしてゐる。
「稲荷さんの御利益ごりやくだつせ、わてあの汽車で京まで帰つて来て、すぐ稲荷さんへお参詣まゐりする積りだしたのやらう、神さんのお力たら偉いもんだすなあ、伏見にゐて下関まで目が届くんだすよつてな。」
第一回の時には、お宮参詣マヰリをして、それで子どもになつて、村の小さな神に仕へる資格を得る。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)