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さんけい
ふりがな文庫
“さんけい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
参詣
90.3%
參詣
4.8%
繖形
1.2%
三径
0.6%
山形
0.6%
山谿
0.6%
山逕
0.6%
惨刑
0.6%
棧径
0.6%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
参詣
(逆引き)
女房のお
米
(
よね
)
は
家
(
うち
)
を閉め切って、
子守女
(
こもり
)
のお千代に当歳の女の
児
(
こ
)
を負わせた三人連れで、村から一里ばかりあるH町の八幡宮に
参詣
(
さんけい
)
した。
いなか、の、じけん
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
さんけい(参詣)の例文をもっと
(50作品+)
見る
參詣
(逆引き)
參詣
(
さんけい
)
の
老若男女
(
らうにやくなんによ
)
は、ぞろ/\と、
織
(
お
)
るやうに
松並木
(
まつなみき
)
の
路
(
みち
)
を
往來
(
わうらい
)
して、
袋
(
ふくろ
)
に
入
(
はひ
)
つた
飴
(
あめ
)
や、
紙
(
かみ
)
で
拵
(
こしら
)
へた
旗
(
はた
)
のやうなものが、
子供
(
こども
)
の
手
(
て
)
にも
大人
(
おとな
)
の
手
(
て
)
にもあつた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
さんけい(參詣)の例文をもっと
(8作品)
見る
繖形
(逆引き)
私はその頃盛んに山に草採りに行ったが、かす谷という所で面白い
繖形
(
さんけい
)
科の植物が水際にあるのを見付けて
零余子
(
むかご
)
が茎へ出ていたので、それを採って帰り、「むかごにんじん」であることを知った。
牧野富太郎自叙伝:01 第一部 牧野富太郎自叙伝
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
さんけい(繖形)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
三径
(逆引き)
三径
(
さんけい
)
の
十歩
(
じっぽ
)
に尽きて
蓼
(
たで
)
の花
郷愁の詩人 与謝蕪村
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
さんけい(三径)の例文をもっと
(1作品)
見る
山形
(逆引き)
私達が
昨日
(
さくじつ
)
見て来た地獄は旧火山である西雲仙中央火山丘の一つが、その後絶えず
繰返
(
くりかえ
)
された爆発のため
山形
(
さんけい
)
を失い、現在の地獄盆地を現出したものに
外
(
ほか
)
ならないと、地質学者は説く。
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
さんけい(山形)の例文をもっと
(1作品)
見る
山谿
(逆引き)
左手の
山谿
(
さんけい
)
の間には、遠く相模川の川面がおりおり鏡のように光って見える時、
山巒
(
さんらん
)
を分けて行く駕籠は、以前のように
桐油
(
とうゆ
)
を張った山駕籠ではなく、普通に見る四ツ手駕籠。
大菩薩峠:22 白骨の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
さんけい(山谿)の例文をもっと
(1作品)
見る
山逕
(逆引き)
山逕
(
さんけい
)
の
磽确
(
ぎょうかく
)
、以前こそあれ、人通りのない坂は
寸裂
(
ずたずた
)
、裂目に草生い、割目に
薄
(
すすき
)
の丈伸びたれば、
蛇
(
へび
)
の
衣
(
きぬ
)
を
避
(
よ
)
けて
行
(
ゆ
)
く
足許
(
あしもと
)
は狭まって、その二人の
傍
(
わき
)
を通る……肩は、一人と擦れ擦れになったのである。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
さんけい(山逕)の例文をもっと
(1作品)
見る
惨刑
(逆引き)
いかに
逆徒
(
ぎゃくと
)
の
遺族
(
いぞく
)
とはいえ、
卑劣
(
ひれつ
)
な武人への見せしめのためとはいえ、それは余りに厳しい
惨刑
(
さんけい
)
であったようだ。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さんけい(惨刑)の例文をもっと
(1作品)
見る
棧径
(逆引き)
万相渓で駕籠を捨て、いよいよ万物相(岩山の群落の総称)への
棧径
(
さんけい
)
へかかった。目指すところは天仙台と、天女の化粧壺である。
淡紫裳
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
さんけい(棧径)の例文をもっと
(1作品)
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