“松並木”の読み方と例文
読み方割合
まつなみき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、道行(みちゆき)にしろ、喧嘩(けんくわ)にしろ、其(そ)の出(で)て来(き)た処(ところ)が、遁(に)げるにも忍(しの)んで出(で)るにも、背後(うしろ)に、村(むら)、里(さと)、松並木(まつなみき)、畷(なはて)も家(いへ)も有(あ)るのではない。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
と、五十余名の大衆(たいしゅう)が、シタシタと足をひいて、まえをみると、霞(かすみ)のふかい松並木(まつなみき)のかげから、忽然(こつぜん)とおどりだした年わかい怪僧(かいそう)があった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「いまごろは、お父(とう)さんは、あの街道(かいどう)の松並木(まつなみき)の下(した)を歩(ある)いていなさるだろう……。」と、息子(むすこ)は、都(みやこ)にいて思(おも)っていました。
山へ帰りゆく父 (新字新仮名) / 小川未明(著)