“榎並木”の読み方と例文
読み方割合
えのきなみき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
片側は榎並木えのきなみき、ところどころに一膳飯屋、牛の草鞋わらじをぶら下げた家などがあり、人通りもごく稀なので、今しも、蹌々踉々そうそうろうろうと、千鳥足を運んでゆく一人の浪人にも、誰あって、鞘当さやあてをする心配がない。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)