“旗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はた89.9%
6.3%
フラフ1.3%
ばた1.3%
ペナント1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白亀の改元かいげん白鳥しらとり神瑞しんずゐ、八幡のはと、源家のはた、すべて白きは 皇国みくに祥象しやうせうなれば、天機てんき白熊はくいうをいだししも 昇平万歳しようへいばんぜいの吉ずゐ成べし。
よ、愚劣ぐれつな×(2)に対してこぶし子供こどもらを、かほをそむけてのゝしをんなたちを、無言むごんのまゝ反抗はんこう視線しせんれつきつけるをとこたちを!
フラフそよと風もない炎天の下に死んだ様に低頭うなだれてひだ一つ揺がぬ。赤い縁だけが、手が触つたら焼けさうに思はれる迄燃えてゐる。
氷屋の旗 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
もやひたるボートの 赤き三角ばた
無題 (新字旧仮名) / 富永太郎(著)
その女の貞操のペナントだわ。結婚する意志がなくて、処女の唇にふれるような男があったら、わたし他人のことだって、許しておかないわ。
第二の接吻 (新字新仮名) / 菊池寛(著)