“反抗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はんこう57.1%
てむか10.7%
はむか7.1%
あらが7.1%
はんかう7.1%
プロテスト3.6%
てむかい3.6%
むほん3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よ、愚劣ぐれつな×(2)に対してこぶし子供こどもらを、かほをそむけてのゝしをんなたちを、無言むごんのまゝ反抗はんこう視線しせんれつきつけるをとこたちを!
あのお方の軍勢は時の力であり、こなたのほりや防塁は、いたずらに、旧い殻を固守する時勢に盲目な反抗てむかいにすぎませんから——
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「何だ。貴様たち。こちらは文字のある先生方じゃないか。下衆のくせに寄ってたかって、先生方に反抗はむかうなんて、恥知らずが……。」
艸木虫魚 (新字新仮名) / 薄田泣菫(著)
抑えられている口からは声が出ない! 足で床を蹴り、手を突張り、刎返そう刎返そうと反抗あらがった。
鸚鵡蔵代首伝説 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
併し周三は、實に厄介やくかいきはまるせがれであツた。奈何なる威壓ゐあつを加へてもぐわんとして動かなかツた。威壓を加へれば加へるほど反抗はんかうの度をたかめて來た。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
ただもうあの女に反抗プロテストの意識を呼び起こそうと努力し、彼女の精神発達を志したきりです……わたしにはただ反抗プロテストが必要だったんです。
反抗てむかいもしなければ船を
幽霊と推進機 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「おれは泥棒した譯ぢやないし、反抗むほんを企んでるのでもないから、お前達に隱さうと思つてやしないが。……」
仮面 (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)