“はんこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
反抗40.5%
版行16.2%
犯行8.1%
板行5.4%
樊口5.4%
藩侯5.4%
藩黌5.4%
半公2.7%
半江2.7%
反向2.7%
(他:2)5.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしは親方の見せたお手本で、警官けいかん監察官かんさつかん反抗はんこうすると、どんな目に会うかわかっていた。
細君は、主人からある場合ばあいになにほどどなられても、たいていのことでははらをたてたり、反抗はんこうしたりせぬ。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
一通りの定まった版行はんこうで押した項目だけを暗誦的に説明してしまえばそれでもうおしまいで先様御代りである。
仕方がないから、なお三四回書面で往復を重ねて見たが、結果はいつも同じ事で、版行はんこうで押したようにいずれ御面会の節を繰り返して来るだけであった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
医師いし島本守しまもとまもるは、はじめは頑強がんきょう犯行はんこう否認ひにんした。
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
「これさえ見れば如何なる悪漢あっかんといえども犯行はんこうかくしきれるものではない」
キド効果 (新字新仮名) / 海野十三(著)
殊にその晩年安政時代の板行はんこうにかかる名所江戸百景の如き、その意匠の奇抜にして筆勢の軽快なるにかかはらずその着色中の赤と緑の如きは吾人をしておおいに失望せしむるものあり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
こんな事はよくあるもんだから、いざと云う場合に、敵は敵、味方は味方と板行はんこうで押したように考えないで、敵のうちで味方を探したり、味方のうちで敵を見露みあらわしたり、片方かたっぽづかないように心を自由に活動させなくってはいけない。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「いで、君と臣とは、樊口はんこうの高地へのぼって、こよい周瑜が指揮なすところの大江上戦を見物申さん。——はや、お支度遊ばされよ」と促すと、
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、玄徳も取急いで、甲冑かっちゅうをまとい、孔明と共に、樊口はんこうの望台へ移ろうとした。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大分だいぶんのぼったところの「駕立場かごたてば」は藩侯はんこう登山の折の休憩所で、ここの眺望は雲仙の第一景として知られている。
雲仙岳 (新字新仮名) / 菊池幽芳(著)
藩侯はんこう之をうれへ、南洲を大島おほしまざんす。
名古屋の藩黌はんこう明倫堂めいりんどうに学んだ人たちの中から、不二麿のような教育の方面に心を砕く人物を出したことも、彼には偶然とは思われない。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
藩黌はんこう明倫堂めいりんどうの学則が改正せられてからは、『靖献遺言せいけんいげん』のような勤王を鼓吹する書物が大いに行なわれ、山地の方に住む領民にまで時事を献白する道も開かれているくらいだ。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
でろりん祭文さいもん半公はんこう
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
篠崎小竹しょうちくの顔も見え、岡田半江はんこう小田おのだこくなどの画人や、伊丹いたみ剣菱けんびしの主人なども来ていた。
梅颸の杖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかも、その裏面においては、全然それと反向はんこうするような主家の再興に力を尽していた。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
「どうって、まだはっきりしたことではないが……漢口はんこうの水谷さんから手紙が来たんです。」
反抗 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
漢口はんこうの水谷から送ってくる僅かな学費は、ともすると途切れがちだった。
反抗 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)