“趙子龍”の読み方と例文
読み方割合
ちょうしりゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ただ今、樊口はんこうのほうから、一艘の小舟が、帆を張ってこれへ参る様子。へさきにひるがえるは、趙子龍ちょうしりゅうの小旗らしく見えまする」
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
革命以後、辮子を頭のてッぺんに巻き込んで道士のような風体をしていたが「もし趙子龍ちょうしりゅうが世に在らば、天下はこれほどまでに乱れはしない」
風波 (新字新仮名) / 魯迅(著)
趙子龍ちょうしりゅうは、つい先頃まで、袁紹の幕下にいたが、だんだんと袁紹のすることを見ているに、将来長く仕える主君でないと考えられてきたので
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)