“趙簡子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうかんし75.0%
てうかんし25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(七) 孔子はえいにおいて用いられず、西してしんに行こうとしたが、趙簡子ちょうかんしがその功臣を殺したことを聞いて引き還した。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
晋の趙簡子ちょうかんしの所から荘公に使が来た。衛侯亡命のみぎり、及ばずながら御援け申した所、帰国後一向に御挨拶が無い。
盈虚 (新字新仮名) / 中島敦(著)
晉に入つた衞の太子は、此の國の大黒柱たる趙簡子てうかんしの許に身を寄せた。趙氏が頗る厚遇したのは、此の太子を擁立することによつて、反晉派たる現在の衞侯に楯突かうとしたに外ならぬ。
盈虚 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)