“晋”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方割合
しん90.9%
すすむ6.1%
すす3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宋にはしり、続いてしんに逃れた太子蒯聵かいがいは、人毎に語って言った。淫婦刺殺という折角せっかくの義挙も臆病な莫迦ばか者の裏切によって失敗したと。
盈虚 (新字新仮名) / 中島敦(著)
第三の「話の選手」増田すすむは、斯う言った調子で始めました。
し并せて返納せば、益々ますます不恭にわたらん。因って今、領受し、薄く土宜どぎ数種をすすめ、以て報謝を表す。つぶさに別幅に録す。しりぞくるなくんば幸甚なり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)