“すすむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
33.3%
11.1%
11.1%
11.1%
11.1%
11.1%
進歩11.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新しいランドセルを脊負せおひ、新しい草履袋をさげて、一年生のすすむちやんは、元気よく学校から帰つて来ました。
母の日 (新字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
すすむは、ばかに重厚になったじゃないか。急にけたね。」と晩ごはんのあとで、兄さんが笑いながら言った。僕は、深く考えてから、答えた。
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
すなわちそのみちとはなし、今の学校を次第しだいさかんにすることと、上下士族相互あいたがい婚姻こんいんするの風をすすむることと、この二箇条のみ。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
すすむと云う字です。」
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それから私の兄が久松家の用人をやめて自分の家に戻って後、そこには藤野古白こはくの老父君であった藤野すすむ翁が久松家の用人として住まっていた。
漱石氏と私 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
中村勇左衛門即ち今弘前桶屋町おけやまちにいる範一はんいちさんの妻で、その子のすすむさんとわたくしとは書信の交通をしているのである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
そして、大衆文芸でおなじみの山崎すすむを初め三十人ばかり討死した。
鳥羽伏見の戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
こいつアどうも驚いたな。いや実にうまいものだ。この力強い文章はどうだ。それに引証の該博さは。……この塩梅あんばい進歩すすむとしたら五年三年の後が思い遣られる。まず一流という所だろう。……三十年五十年経った後には山東京伝という俺の名なんか口にする者さえなくなるだろう。
戯作者 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)