“すゝめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
28.6%
21.4%
14.3%
14.3%
慫慂14.3%
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ベアトリーチェかく、また我は、そのすゝめに心すべて傾きゐたれば、再び身を弱きまなこいくさゆだねき 七六—七八
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
八月足代弘訓のすゝめにより、剳記を宮崎、林崎の両文庫におさむ。九月奉納書籍聚跋ほうなふしよじやくしゆうばつに序す。十二月儒門空虚聚語じゆもんくうきよしゆうごに自序す。是年柏岡伝七、塩屋喜代蔵入門す。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
呉のともらひに行て一つ家も同じやうにはしてゐる故夫程立派な結納ゆひなふが來る程ならば吾儕わたくしにも何とかはなしが有りさうな物で有るのに無のは不思議ふしぎ吾儕が聞て上やうと先にすゝめ夥多おほぜいあとに從ひ雜路々々ぞろ/\と皆門口まで來りしがわかれておのが家々に思ひ/\にいりにけるお金はかどより聲を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
老人越遊ゑついうすゝめしこと年々なり。もとより山水にふけるへきあり、ゆゑに遊心いうしんぼつ々たれども事にまぎれはたさず。丁酉の晩夏ばんかつひ豚児せがれ京水をしたがへ啓行けいかうす。
和しい源太親方が義理人情を噛み砕いて態〻慫慂すゝめて下さるは我にも解つてありがたいが、なまじひ我の心を生して寄生木あしらひは情無い、十兵衞は馬鹿でものつそりでもよい
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
御家來ごけらいなされなばいかなる謀計ぼうけいも成就せん事疑ひなしと稱譽しようよしてすゝめければ天一坊は大に悦喜えつきし左樣の軍師ぐんし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)