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慫慂
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すゝめ
ふりがな文庫
“
慫慂
(
すゝめ
)” の例文
しかし此主従が防ぎおほせたには、阿部家の用人藤田与一兵衛の応対折衝も
与
(
あづ
)
かつて力があつた。藤田は心の利いた人で、能く公の意を体して列侯諸有司の
慫慂
(
すゝめ
)
を拒んだ。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
和しい源太親方が義理人情を噛み砕いて態〻
慫慂
(
すゝめ
)
て下さるは我にも解つてありがたいが、なまじひ我の心を生して寄生木あしらひは情無い、十兵衞は馬鹿でものつそりでもよい
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
慫
漢検1級
部首:⼼
15画
慂
漢検1級
部首:⼼
14画
“慫”で始まる語句
慫
慫名