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慫
ふりがな文庫
“慫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すす
50.0%
すゝ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すす
(逆引き)
頻りに秩父行を
慫
(
すす
)
める。相談は立どころに一決した。中村君も強制的に同行させる筈であったが急に南洋へ行くことになってしまった。
釜沢行
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
其時両君は登山する
積
(
つもり
)
であったそうだが、遂に果すことが出来なかった。自分は南日君に
慫
(
すす
)
められて、同年の八月に登山した。
秩父の奥山
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
慫(すす)の例文をもっと
(2作品)
見る
すゝ
(逆引き)
幸にして大坂の事ありてより消息絶えて久しき蒼海も、獄を出でゝ近里に
棲
(
す
)
めば、書を飛ばして
三個
(
みたり
)
同遊せんことを
慫
(
すゝ
)
むるに、来月まで待つべしとの来書なり。
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
「あゝ自分の妻だ!」胸の動悸は急に高まつて來た。
如何樣
(
どう
)
したのだ、一所に下りて行かう、と
慫
(
すゝ
)
めると、視線を落したまゝ動かない。小兒等は俄かに泣き出した。
夢
(旧字旧仮名)
/
吉江喬松
、
吉江孤雁
(著)
慫(すゝ)の例文をもっと
(2作品)
見る
慫
漢検1級
部首:⼼
15画
“慫”を含む語句
慫慂
慫名
祖慫神
“慫”のふりがなが多い著者
吉江孤雁
吉江喬松
木暮理太郎
北村透谷