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慫
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すゝ
ふりがな文庫
“
慫
(
すゝ
)” の例文
幸にして大坂の事ありてより消息絶えて久しき蒼海も、獄を出でゝ近里に
棲
(
す
)
めば、書を飛ばして
三個
(
みたり
)
同遊せんことを
慫
(
すゝ
)
むるに、来月まで待つべしとの来書なり。
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
「あゝ自分の妻だ!」胸の動悸は急に高まつて來た。
如何樣
(
どう
)
したのだ、一所に下りて行かう、と
慫
(
すゝ
)
めると、視線を落したまゝ動かない。小兒等は俄かに泣き出した。
夢
(旧字旧仮名)
/
吉江喬松
、
吉江孤雁
(著)
慫
漢検1級
部首:⼼
15画
“慫”を含む語句
慫慂
慫名
祖慫神