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慫慂
ふりがな文庫
“慫慂”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しょうよう
72.9%
しようよう
10.2%
すす
3.4%
すすめ
3.4%
すゝ
3.4%
すゝめ
3.4%
そゝの
1.7%
そゝのか
1.7%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょうよう
(逆引き)
随筆家にて司法次官の友人大森洪太氏の
慫慂
(
しょうよう
)
にて全国の刑務所を同省委員等と視てまわる。健康をそこね、帰来、再び病床になずむ。
年譜
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
慫慂(しょうよう)の例文をもっと
(43作品)
見る
しようよう
(逆引き)
是
(
こ
)
れより先き、平民社の諸友
切
(
しき
)
りに「火の柱」の出版を
慫慂
(
しようよう
)
せらる、
而
(
しか
)
して余は之に従ふこと
能
(
あた
)
はざりし也
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
慫慂(しようよう)の例文をもっと
(6作品)
見る
すす
(逆引き)
そして、かの橋下の瀬の
迅
(
はや
)
い事が話の
起因
(
おこり
)
で、吉野に
対
(
むか
)
つて
頻
(
しき
)
りに水泳に行く事を
慫慂
(
すす
)
めた。昌作の吉野に対する尊敬が此時からまた加つた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
慫慂(すす)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
すすめ
(逆引き)
「明日にも
私
(
わし
)
は死ぬかもしれぬ。こう云っているうちにも死ぬかもしれぬ。そこでお前に頼みがある。いいや頼みというよりもむしろお前に
慫慂
(
すすめ
)
るのだ。そうだ慫慂るのだ」
沙漠の古都
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
慫慂(すすめ)の例文をもっと
(2作品)
見る
すゝ
(逆引き)
そして、かの橋下の瀬の迅い事が話の
起因
(
もと
)
で、吉野に對つて頻りに水泳に行く事を
慫慂
(
すゝ
)
めた。昌作の吉野に對する尊敬が此時からまた加つた。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
慫慂(すゝ)の例文をもっと
(2作品)
見る
すゝめ
(逆引き)
しかし此主従が防ぎおほせたには、阿部家の用人藤田与一兵衛の応対折衝も
与
(
あづ
)
かつて力があつた。藤田は心の利いた人で、能く公の意を体して列侯諸有司の
慫慂
(
すゝめ
)
を拒んだ。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
慫慂(すゝめ)の例文をもっと
(2作品)
見る
そゝの
(逆引き)
あまり
邪気
(
あどけ
)
ないことを言つて
督促
(
せきた
)
てるので、丑松は斯の少年を
慫慂
(
そゝの
)
かして、いつそ本堂の方へ連れて行かうと考へた。部屋を出て、
楼梯
(
はしごだん
)
を下りると、蔵裏から本堂へ通ふ廊下は二つに別れる。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
慫慂(そゝの)の例文をもっと
(1作品)
見る
そゝのか
(逆引き)
斯
(
か
)
う
慫慂
(
そゝのか
)
されて、丑松は敬之進と一緒に笹屋の入口の敷居を跨いで入つた。昼は行商、夜は農夫などが
疲労
(
つかれ
)
を忘れるのは
茲
(
こゝ
)
で、大な
炉
(
ろ
)
には『ぼや』(雑木の枝)の火が赤々と燃上つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
慫慂(そゝのか)の例文をもっと
(1作品)
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慫
漢検1級
部首:⼼
15画
慂
漢検1級
部首:⼼
14画
“慫”で始まる語句
慫
慫名
“慫慂”のふりがなが多い著者
平出修
牧野富太郎
三島霜川
伊波普猷
木下尚江
橘外男
梅崎春生
吉川英治
国枝史郎
伊丹万作