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慫慂
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すす
ふりがな文庫
“
慫慂
(
すす
)” の例文
そして、かの橋下の瀬の
迅
(
はや
)
い事が話の
起因
(
おこり
)
で、吉野に
対
(
むか
)
つて
頻
(
しき
)
りに水泳に行く事を
慫慂
(
すす
)
めた。昌作の吉野に対する尊敬が此時からまた加つた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
働き顔に上人の高徳を
演
(
の
)
べ説き聞かし富豪を
慫慂
(
すす
)
めて喜捨せしむる信徒もあり、さなきだに
平素
(
ひごろ
)
より随喜
渇仰
(
かつごう
)
の思いを運べるもの雲霞のごときにこの勢いをもってしたれば
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
慫
漢検1級
部首:⼼
15画
慂
漢検1級
部首:⼼
14画
“慫”で始まる語句
慫
慫名