“しょうよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
従容29.1%
逍遥26.9%
慫慂18.8%
逍遙15.2%
称揚2.7%
鍾繇1.8%
徜徉1.3%
賞揚1.3%
衝要0.9%
小葉0.4%
小用0.4%
従客0.4%
粧靨0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
オールへ水の引掛け方も従容と、室子の艇の、左舷の四分の一の辺へ、艇頭を定めると、ほとんど半メートルの差もなく漕ぎ連れて来る。
(新字新仮名) / 岡本かの子(著)
不可思議なる神境から双眸の底にうて、視界に入る万有を恍惚の境に逍遥せしむる。迎えられたる賓客は陶然として園内に入る。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
第十二集の準備をしている時、郷里から財産整理のため、一応帰国してくれと慫慂してきたので、私は明治二十四年晩秋に高知へ帰った。
しかし、いつもの逍遙の癖から二度目にベンチに近寄った時、注意深く彼女をながめた時、彼はそれがやはり同じ人であることを認めた。
某月某日には某所においてる流れをして川越えをなしたとか、その他かくのごとき逸事がある、かくのごとき軍功があると、言を極めて彼の徳と彼の力を称揚する。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
鍾繇は、魏の大老である。野に隠れたる大人物とは、いったい誰をさしていうのか。叡帝忌憚なくそれをげよといった。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
紀州湯浅町の良家の若い妻が盆踊りを見に往きて海岸に徜徉するところを、壮漢数輩して沖の小島へ伴れ行き輪姦せしを本人も一族もじて
一旦木村博士を賞揚するならば、木村博士の功績に応じて、他の学者もまた適当の名誉をうのが正当であるのに、他の学者は木村博士の表彰前と同じ暗黒な平面に取り残されて
学者と名誉 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
見ると鳥刺し姿の可児才蔵が、山路をこえてこの部落にはいってきたのだ。ここは街道衝要なところなので、甲府へいくにも南信濃へはいるにも、どうしても、通らねばならぬ地点になっている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それが互生しているが、しかしミカン類の葉は祖先は三出葉とて三枚の小葉からり、ちょうどカラタチ(キコク)の葉を見るようであったことが推想せられる。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
葉片は心臓状卵形でり、葉縁針状歯があり、花後にはその葉質くなる。かく小葉が一に九あるので、それで中国でこの草を三葉草というのだが、淫羊藿というのがその本名である。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
つい話し込んでしまって、停車場へ駈けつける途中伊賀名物の小用を催しましてな、又知合の家へ飛び込むという騒ぎです。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
と、従客として断案を下したのである。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あるひは口の左右にぽつんとつけた粧靨すらも、姉の眼から秘密をおほふヴェールの役は、たうてい果せるものではなかつたのだ。
鸚鵡:『白鳳』第二部 (新字旧仮名) / 神西清(著)