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ぶらつ
ふりがな文庫
“ぶらつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
彷徨
31.3%
逍遥
31.3%
徜徉
18.8%
散策
6.3%
漫歩
6.3%
逍遙
6.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彷徨
(逆引き)
高岡に
彷徨
(
ぶらつ
)
いていたって始まらんので、金沢には士官がいるから、
馬丁
(
べっとう
)
の口でもあるだろうと思って、
探
(
さが
)
しに出て来た。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ぶらつ(彷徨)の例文をもっと
(5作品)
見る
逍遥
(逆引き)
代助はあてもなく、其所いらを
逍遥
(
ぶらつ
)
いた。そうして、
愈
(
いよいよ
)
平岡と逢ったら、どんな風に話を切り出そうかと工夫した。代助の意は、三千代に刻下の安慰を、少しでも与えたい為に
外
(
ほか
)
ならなかった。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ぶらつ(逍遥)の例文をもっと
(5作品)
見る
徜徉
(逆引き)
ずつと
以前
(
まへ
)
、丁度この頃のやうな秋日和に東京の近郊、
雑司
(
ざふし
)
が
谷
(
や
)
の
附近
(
あたり
)
を
徜徉
(
ぶらつ
)
いてゐると、一人の洋画家が古ぼけた
繻子張
(
しゆすばり
)
の
蝙蝠傘
(
かうもりがさ
)
の下で、
其辺
(
そこら
)
の野道をせつせと写生してゐた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ぶらつ(徜徉)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
散策
(逆引き)
その頃江戸川
畔
(
べり
)
に住んでいた私は偶然
川畔
(
かわべり
)
を
散策
(
ぶらつ
)
いていると、流れを
下
(
お
)
りて来る川舟に
犢鼻褌
(
ふんどし
)
一つで元気に
棹
(
さお
)
をさしてるのが眉山で、
吉原
(
よしわら
)
通いの
山谷堀
(
さんやぼり
)
でも
下
(
くだ
)
る
了簡
(
りょうけん
)
で
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
ぶらつ(散策)の例文をもっと
(1作品)
見る
漫歩
(逆引き)
翌朝
(
よくてう
)
、
一風呂
(
ひとふろ
)
キヤ/\と
浴
(
あ
)
び、
手拭
(
てぬぐひ
)
を
絞
(
しぼ
)
つたまゝ、からりと
晴
(
は
)
れた
天氣
(
てんき
)
の
好
(
よ
)
さに、
川
(
かは
)
の
岸
(
きし
)
を
坦々
(
たん/\
)
とさかのぼつて、
來日
(
くるひ
)
ヶ峰
(
みね
)
の
方
(
かた
)
に
旭
(
ひ
)
に
向
(
むか
)
つて、
晴々
(
はれ/″\
)
しく
漫歩
(
ぶらつ
)
き
出
(
だ
)
した。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
ぶらつ(漫歩)の例文をもっと
(1作品)
見る
逍遙
(逆引き)
やがて目的の元町通りを
逍遙
(
ぶらつ
)
いて西洋家具屋や帽子屋の飾り窓を見てまわり、靴屋も見たのだったが、当の本人がいるのではやはり
工合
(
ぐあい
)
がわるかった。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
ぶらつ(逍遙)の例文をもっと
(1作品)
見る
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