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坦々
ふりがな文庫
“坦々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たんたん
90.2%
たん/\
9.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たんたん
(逆引き)
それは至極
坦々
(
たんたん
)
たる日常生活のうちのものだ。たとえばきょうの文化の日を茶の間で家族して笑いさざめけるなどは幸福の一つだろう。
文化の日
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
数千年来、数億の人々が
踏
(
ふ
)
み
固
(
かた
)
めてくれた、
坦々
(
たんたん
)
たる
平
(
たいら
)
かな道である。
吾人
(
ごじん
)
が母の
胎内
(
たいない
)
においてすでに幾分か聞いて来た道である。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
坦々(たんたん)の例文をもっと
(37作品)
見る
たん/\
(逆引き)
これより
宮
(
みや
)
の
越
(
こし
)
驛に至る、
坦々
(
たん/\
)
砥
(
と
)
の如き
大路
(
たいろ
)
にして、木曾川は遠く開けたる左方の山の東麓を流れ、またその髣髴を得べからず。
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
「アデェル、あそこの畑を御覽。」もう私共はソーンフィールドの門を出て、ミルコオトへの
坦々
(
たん/\
)
とした路を輕く
辷
(
すべ
)
つて行くのであつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
坦々(たん/\)の例文をもっと
(4作品)
見る
坦
漢検準1級
部首:⼟
8画
々
3画
“坦”で始まる語句
坦
坦道
坦懐
坦途
坦夷
坦庵
坦率
坦蕩
坦夫
坦懷
“坦々”のふりがなが多い著者
本庄陸男
吉川英治
徳冨蘆花
柳宗悦
高浜虚子
橘外男
新渡戸稲造
内田魯庵
神西清
佐々木邦