“吾人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごじん91.7%
われら7.3%
われわれ0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いや、いや。そんなことはない。けだし、風病にかかって土になることはけだしすべて吾人ごじんに免かれないことですから。けだし。」
楢ノ木大学士の野宿 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
鋼索こうさく化學用くわがくようしよ劇藥げきやく其他そのほか世人せじん到底たうてい豫想よさうがた幾多いくた材料ざいりよう蒐集中しうしふちうなりしが、何時いつとも吾人われら氣付きづかぬその姿すがたかくしぬ。
吾人われわれは、いくらか名前を知られ、人の尊敬をるようになると、たちまちもうらくなったような気がして、心がゆるみ、折角せっかく青年時代に守り本尊としていた理想を
ソクラテス (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)