“材料”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
たね43.4%
ざいりょう13.2%
ざいれう13.2%
ざいりよう11.3%
ねた5.7%
ざいりやう1.9%
しなもの1.9%
しろもの1.9%
もと1.9%
タネ1.9%
(他:2)3.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“材料”を含む作品のジャンル比率
産業 > 林業 > 林業(児童)100.0%
技術・工学 > 建築学 > 建築構造100.0%
総記 > 団体 > 博物館100.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
八五郎の持って来た材料たねはそれだけ。しかし思いの外役に立ちそうな種だったことは、平次の会心の笑みにも見えるのでした。
小指は恋をする者にとつて大事な材料たねだが、恋をする者の財布は大抵空つぽなので、それを売りつける訳にもかなかつた。
そうおもってていますと、一ぴきずつかわるがわるどこかへとんでいっては、なにか材料ざいりょうをくわえてきました。
はちの巣 (新字新仮名) / 小川未明(著)
かれに土地を売った男は植木屋として必要ひつよう材料ざいりょうを買う金をもやはりかれにしていた。
品位ひんゐそなへるために、優良いうれうなる材料ざいれうもちひ、入念にふねん仕事しごとほどこすので
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
氣球ききゆうつくこと容易ようゐわざではない、さひはひにも、材料ざいれうかつ
其他そのほか世人せじん到底たうてい豫想よさうがた幾多いくた材料ざいりよう蒐集中しうしふちうなりしが
また洋風建築物ようふうけんちくぶつにては墜落ついらくしかけた材料ざいりよう氣附きづかれる。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
ガラッ八は少し泣き出しそうです。得意の順風耳じゅんぷうじ、千里眼を働かせて、半日で他の人の十日分ほど聴き込んだ材料ねたを、平次の気紛れで、闇から闇へ葬られそうでならなかったのです。
ある旧華族でしたが、御令嬢にお目にかかりたいと申し出でました。すると、『当家の姫君は新聞の材料ねたには相成らせられぬ。』とある。今時こんな事を聞いてお芝居のようだと、編輯室の一同で笑いました。
職業の苦痛 (新字新仮名) / 若杉鳥子(著)
あれが天井てんじやうつた朽縄くちなはなら、したに、しよんぼりとつたはしらは、ぐにおうら姿すがたる……つてざうきざ材料ざいりやうつかうとやう。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
但し材料しなものや飾りは出来るだけ派手な上等のものにして、ぼたんにはこれを附けるようにと云いながら、髪毛かみのけの中から大粒の金剛石ダイヤモンドを十二三粒取り出して渡しました。
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
うしろに建ち並んだ、蔵の中には、江戸中の、いかなる大名高家、町人一統が、どんな注文をよこそうとも、すぐ間に合うだけの材料しろものは積んであるのだ。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
正月を当てこんでうんと材料もとを仕入れるのだとて、種吉が仕入れの金を無心に来ると、「わてには金みたいなもんあらへん」種吉と入れ代ってお辰が「維康さんにカフェたらいうとこイ行かす金あってもか」と言いに来たが、うんと言わなかった。
夫婦善哉 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
ここがヤッパリその本筋なんで……このチュッてえ奴が腸詰ソーセージ材料タネに合格のアニリンスタムプみてえなチューだったんで……実際眼がくらんじまいましたよマッタク。
人間腸詰 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「いいえ。是非ともこれを要する必要が御座いますわ。どうも先生の仰言おっしゃる実物創作の筋書っていうのは、カンジンの材料テーマが二割引だと思いますわ」
超人鬚野博士 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「ヒヤッ。材料テーマとおいでなすったね。どこでソンナ文句を仕入れたんだい」
超人鬚野博士 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「おい先生、僕は君に挑戦するぜ。ひとつ、犯人は誰だか、当ててくれ給え。もう君は、この事件の関係者の中で、誰の体重がどれだけあるか? そしてどうすれば犯人の体重が判るか? いやそれだけではない、少くとも犯人を自分で推定することの出来るだけの、凡ての必要な材料データを心得ている筈だ。さあ、見事に当ててくれ給え」
死の快走船 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)