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材料
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ざいりょう
ふりがな文庫
“
材料
(
ざいりょう
)” の例文
二
匹
(
ひき
)
のはちが
小
(
ちい
)
さな
口
(
くち
)
にくわえてきた
材料
(
ざいりょう
)
を、
自分
(
じぶん
)
の
口
(
くち
)
から
出
(
で
)
るつばでかためていくのでありましたから、なかなかたいへんなことです。
はちの巣
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
日本政府は二百四十万
弗
(
ドル
)
を
支出
(
ししゅつ
)
し、四年間
継続
(
けいぞく
)
の工事としてこれを
経営
(
けいえい
)
し、技師職工は仏人を
雇
(
やと
)
い、
随
(
したがっ
)
て
器械
(
きかい
)
材料
(
ざいりょう
)
の買入までも仏人に
任
(
まか
)
せたり。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
十年まえかれらの父親はこの花畑を買って、自分で家を
建
(
た
)
てた。かれに土地を売った男は植木屋として
必要
(
ひつよう
)
な
材料
(
ざいりょう
)
を買う金をもやはりかれに
貸
(
か
)
していた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
で、
材料
(
ざいりょう
)
の
取捨
(
しゅしゃ
)
選択
(
せんたく
)
の
責
(
せめ
)
は
当然
(
とうぜん
)
私
(
わたくし
)
が
引受
(
ひきう
)
けなければなりませんが、しかし
通信
(
つうしん
)
の
内容
(
ないよう
)
は
全然
(
ぜんぜん
)
原文
(
げんぶん
)
のままで、
私意
(
しい
)
を
加
(
くわ
)
へて
歪曲
(
わいきょく
)
せしめたような
個所
(
かしょ
)
はただの一
箇所
(
かしょ
)
もありません。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
貴婦人
(
きふじん
)
たちは、貴婦人たちで、みんなじろじろと、サンドリヨンの着物から、頭のかざりものをしらべてみて、まあ、まあ、あれだけのりっぱな
材料
(
ざいりょう
)
と、それをこしらえるりっぱな
職人
(
しょくにん
)
とさえあれば
灰だらけ姫:またの名 「ガラスの上ぐつ」
(新字新仮名)
/
シャルル・ペロー
(著)
▼ もっと見る
その
翌日
(
よくじつ
)
のことです。
博士
(
はかせ
)
は
研究室
(
けんきゅうしつ
)
へ
出
(
で
)
かけて、
旅行先
(
りょこうさき
)
で
集
(
あつ
)
めてきたいろいろの
材料
(
ざいりょう
)
を、よくしらべて、
配列
(
はいれつ
)
するのをたのしみとしました。
うずめられた鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
わたしたちはみんなでさっそく
材料
(
ざいりょう
)
をこなし始めた。そしてまもなく、マチアとわたしはどら焼きに
舌
(
した
)
つづみをを打った。マチアはこんなうまいものを食べたことはないと言った。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
そう
思
(
おも
)
って
見
(
み
)
ていますと、一
匹
(
ぴき
)
ずつかわるがわるどこかへとんでいっては、なにか
材料
(
ざいりょう
)
をくわえてきました。
はちの巣
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そのうちに、はちはどこへか
飛
(
と
)
び
去
(
さ
)
りました。なにか
材料
(
ざいりょう
)
を
探
(
さが
)
しにいったのでしょう、しばらくすると、またもどってきました。そして、
同
(
おな
)
じようなことをうまずに
繰
(
く
)
り
返
(
かえ
)
していました。
ある夏の日のこと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“材料”の意味
《名詞》
材 料(ざいりょう)
物を製作したり料理を作ったりする元になるもの。
芸術作品や文芸作品の題材になるもの。
主張や批評などを組み立てる元となるもの。判断の根拠となるもの。
相場を変動させる要因となるもの。
(出典:Wiktionary)
材
常用漢字
小4
部首:⽊
7画
料
常用漢字
小4
部首:⽃
10画
“材料”で始まる語句
材料取
材料不足
材料強弱