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貸
ふりがな文庫
“貸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
か
72.8%
かし
17.3%
かす
2.5%
ゆる
2.5%
かさ
1.2%
かせ
1.2%
が
1.2%
つ
1.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
か
(逆引き)
「わたしは
新羅
(
しらぎ
)
の
国
(
くに
)
からはるばる
渡
(
わた
)
って
来
(
き
)
た
天日矛命
(
あまのひぼこのみこと
)
というものです。どうぞこの
国
(
くに
)
の中で、わたしの
住
(
す
)
む
土地
(
とち
)
を
貸
(
か
)
して
頂
(
いただ
)
きたい。」
赤い玉
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
貸(か)の例文をもっと
(50作品+)
見る
かし
(逆引き)
黒婆
(
くろばば
)
どの、
情
(
なさけ
)
ない事せまいと、名もなるほど黒婆というのか、
馬士
(
まご
)
が中へ割って
入
(
い
)
ると、
貸
(
かし
)
を返せ、この人足めと
怒鳴
(
どな
)
ったです。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
貸(かし)の例文をもっと
(14作品)
見る
かす
(逆引き)
いつでも外国人、金を
貸
(
かす
)
と定むべからず。いつでも楮幣、通用すと定むべからず。いつでも人民、増税を甘承すと定むべからず。
民選議院の時未だ到らざるの論
(新字新仮名)
/
神田孝平
(著)
貸(かす)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ゆる
(逆引き)
然
(
しか
)
り
而
(
しこう
)
して吾国は海禁甚だ厳しく、外国の人の内地に入ると、内地人の外国に到ると、みな
貸
(
ゆる
)
さざるの典あり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
貸(ゆる)の例文をもっと
(2作品)
見る
かさ
(逆引き)
申せし時百兩包を出して見せられ此お
講中
(
かうぢう
)
に
門跡樣
(
もんぜきさま
)
へ納る
故
(
ゆゑ
)
貸事
(
かすこと
)
叶
(
かな
)
ひ難し其代りに是を
貸
(
かさ
)
んとてお
葛籠
(
つゞら
)
を貸給ひしが其お金は如何やと申故
箪笥
(
たんす
)
の引出を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
貸(かさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
かせ
(逆引き)
述て返濟なし其節も馳走に成しが其後五月
節句
(
せつく
)
前
(
まへ
)
又三十兩不足に付借用致し度と云ければ四郎右衞門は以前の如く
快
(
こゝろ
)
よく
貸
(
かせ
)
しを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
貸(かせ)の例文をもっと
(1作品)
見る
が
(逆引き)
おまけに高利の
日済
(
ひな
)
し
貸
(
が
)
しまでやって、貧乏人の血を吸い取りゃあがる、この
界隈
(
かいわい
)
の長屋だけでも、うぬのために泣いている者が何十人いるかしれねえ、いいか、それも日済し貸しが本業なら
五瓣の椿
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
貸(が)の例文をもっと
(1作品)
見る
つ
(逆引き)
作「
貸
(
つ
)
くもんか」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
貸(つ)の例文をもっと
(1作品)
見る
貸
常用漢字
小5
部首:⾙
12画
“貸”を含む語句
高利貸
貸家
貸借
金貸
貸金
貸元
賃貸
貸座敷
席貸
貸自動車
貸間館
売貸家
腕貸
又貸
貸與
貸遣
貸浴衣
貸家札
貸長屋
貸店
...
“貸”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
三遊亭円朝
永井壮吉
アントン・チェーホフ
谷譲次
小熊秀雄
槙本楠郎
作者不詳
泉鏡花
楠山正雄