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貸浴衣
ふりがな文庫
“貸浴衣”の読み方と例文
読み方
割合
かしゆかた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かしゆかた
(逆引き)
誠にさなり、彼は病客なるべきをと
心釈
(
こころと
)
けては、はや目も遣らずなりける
間
(
ひま
)
に、男は
浴
(
ゆあ
)
み果てて、
貸浴衣
(
かしゆかた
)
引絡
(
ひきまと
)
ひつつ出で行きけり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
それともいつも
貸浴衣
(
かしゆかた
)
代りに備えてあるのか、幸子、雪子、妙子、悦子にまで、それぞれちゃんと柄行きを見立てたモスリンの単衣であった。
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
ちこちに
夜番
(
よばん
)
の
拍子木
(
ひょうしぎ
)
聞えて空には銀河の
流
(
ながれ
)
漸く
鮮
(
あざやか
)
ならんとするになほもあつしあつしと
打叫
(
うちさけ
)
びて
電気扇
(
でんきせん
)
正面
(
まとも
)
に置据ゑ
貸浴衣
(
かしゆかた
)
の
襟
(
えり
)
ひきはだけて胸毛を
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
貸浴衣(かしゆかた)の例文をもっと
(8作品)
見る
貸
常用漢字
小5
部首:⾙
12画
浴
常用漢字
小4
部首:⽔
10画
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
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