赤い玉あかいたま
これも大国主命が、八千矛をつえについて、国々をめぐって歩いておいでになる時のことでした。ある時摂津国の難波の津までおいでになりますと、見慣れない神さまが、海を渡って向こうからやって来ました。命が、 「あなたはだれです。」 とお聞きになります …
作品に特徴的な語句
大神おおがみ 出会であ みこと まわ 人通ひとどお からだ つく はい かた そと むすめ よめ まも のち きゅう 日本にっぽん のぞ 母君ははぎみ おさ 背負せお 身持みも あいだ いただ 一人ひとり だい はたら ひかり 八品やしな 出石いずし つるぎ こま くに 国々くにぐに 土地とち 場所ばしょ みょう まご たから 家来けらい 小舟こぶね かえ 常世とこよ とこ あと 御殿ごてん おも ところ 拝借はいしゃく 摂津せっつ はな 新羅しらぎ かた 昼寝ひるね とき ばん 様子ようす ある ころ 毎日まいにち みず ぬま うみ わた うし 牢屋ろうや もの たま 王子おうじ 用心ようじん 百姓ひゃくしょう かみ うつく かんが こし 自分じぶん にじ