“出石”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いずし64.3%
イヅシ21.4%
いづし14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隣藩である宮津の京極丹後守きょうごくたんごのかみ出石いずし仙石左京之亮せんごくさきょうのすけなどの家中からも、馬術の名人をすぐって参加させるのが慣例であった。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
出石イヅシ人の一人で国の名を負うたたぢまもりの、時じくのカグ木実コノミを取り来よとの仰せで渡つたのは、橘実るハヽが国なる南の支那であつた。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
船の中の座配ざくばりはみよしに私が坐つて、右に娘、その次が喜三郎、次に幇間ほうかんの善吉で、その次が勘太、左は出石いづしさんに女共が續きました。