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イヅシ
ふりがな文庫
“イヅシ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:
いづし
語句
割合
出石
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出石
(逆引き)
其
出石
(
イヅシ
)
人の一人で国の名を負うたたぢまもりの、時じくの
香
(
カグ
)
の
木実
(
コノミ
)
を取り来よとの仰せで渡つたのは、橘実る
妣
(
ハヽ
)
が国なる南の支那であつた。
妣が国へ・常世へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
けれども、此
出石
(
イヅシ
)
人の物語も、一種のりつぷゔあんゐんくる式の要素を備へてゐて、常世特有の空想の衣がかゝつてゐる。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
扨
(
さて
)
又、あめのひぼこの
齎
(
もたら
)
した
八種
(
ヤクサ
)
の神宝を惜しみ護つた
出石
(
イヅシ
)
人の
妣
(
ハヽ
)
が国は、新羅ではなくて、南方支那であつたことは、今では、討論が終結した。
妣が国へ・常世へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
出石
(
イヅシ
)
びとの祖先の一人たるたぢまもりが「時じくの
香
(
カグ
)
の
木実
(
コノミ
)
」を採りに行つたと伝へる常世の国は、大体南方支那に故土を持つた人々の記憶の復活したものと見る事が出来る。
古代生活の研究:常世の国
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
出石
(
イヅシ
)
人の為の妣が国は、大和人には常世の国と感ぜられて居たのである。
妣が国へ・常世へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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