“身持”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みもち69.2%
みも30.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またかや此頃このごろをりふしのお宿とまり、水曜會すゐようくわいのお人達ひとたちや、倶樂部ぐらぶのお仲間なかまにいたづらな御方おかたおほければれにかれておのづと身持みもちわるたま
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
その身持みもちや酒を飲む飲まないという特別な註まで、ちゃんと記入してある——要するに、見た眼にも気持のいいものであった。
朝の空気を吸う唇にべには付けないと言い切って居るその唇は、四十前後の体を身持みもちよく保って居る健康な女の唇のあかさだ。
かの女の朝 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
するともなく女は身持みもちになって、やがてあかたまを一つとしました。
赤い玉 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)