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葛籠
ふりがな文庫
“葛籠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つづら
78.2%
つゞら
21.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つづら
(逆引き)
燈心に花が咲いて薄暗くなった、
橙黄色
(
だいだいいろ
)
の火が、
黎明
(
しののめ
)
の窓の明りと、等分に部屋を領している。夜具はもう夜具
葛籠
(
つづら
)
にしまってある。
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
その時細君が取り出して来たいくつかの
葛籠
(
つづら
)
を開けたら、種々反古やら、書き掛けたものやらが、部屋中一杯になるほど出て来た。
北村透谷の短き一生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
葛籠(つづら)の例文をもっと
(50作品+)
見る
つゞら
(逆引き)
部屋の眞ん中に
葛籠
(
つゞら
)
が引出してあつて、紙片が一枚、その上へ何やら
重
(
おも
)
りに載せて、二本燈心の行燈が淋しく照して居るのでした。
銭形平次捕物控:279 持参千両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
そして一人で箪笥や
葛籠
(
つゞら
)
の底から、台所の隅まで一切を統制することが、結局、誰を当てにするよりも安心で興味のあることを感じてゐた。
青い風
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
葛籠(つゞら)の例文をもっと
(24作品)
見る
“葛籠”の解説
葛籠(つづら)は、元来、ツヅラフジのつるで編んだ蓋つきの籠の一種である。後に竹を使って網代に(縦横に組み合わせて)編んだ四角い衣装箱を指して呼ぶことが一般的になった。
(出典:Wikipedia)
葛
常用漢字
中学
部首:⾋
12画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
植物の漢字
黍
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