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つづら
ふりがな文庫
“つづら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
葛籠
94.5%
籠
2.2%
揺籃
1.1%
藤簍
1.1%
黒葛
1.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
葛籠
(逆引き)
その時細君が取り出して来たいくつかの
葛籠
(
つづら
)
を開けたら、種々反古やら、書き掛けたものやらが、部屋中一杯になるほど出て来た。
北村透谷の短き一生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
つづら(葛籠)の例文をもっと
(50作品+)
見る
籠
(逆引き)
この番頭の日に焼けた額や、薬を入れた
籠
(
つづら
)
の荷物を
上
(
あが
)
り
端
(
はな
)
のところへ卸した様子は、いかに旅の苦痛に耐えて、それに又慣らされているかということを思わせる。嘉助は
草鞋
(
わらじ
)
の
紐
(
ひも
)
を解いて上った。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
つづら(籠)の例文をもっと
(2作品)
見る
揺籃
(逆引き)
柿の枝などの年々なつかしい蔭を作る
廂
(
ひさし
)
のなかで、
織機
(
はた
)
に上って、物静かにかちかち
梭
(
ひ
)
を運んでいる陰気らしい母親の傍に、
揺籃
(
つづら
)
に入れられた小さい弟がおしゃぶりを
舐
(
しゃぶ
)
って
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
つづら(揺籃)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
藤簍
(逆引き)
誰にも、手をつけさせなかつた草稿を入れて置く机のわきの
藤簍
(
つづら
)
かごを
掻廻
(
かきまわ
)
したり、人のところから勝手に
詠草
(
えいそう
)
を取り寄せたりして版に彫つた。
上田秋成の晩年
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
つづら(藤簍)の例文をもっと
(1作品)
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黒葛
(逆引き)
黒葛
(
つづら
)
多
(
さは
)
纏
(
ま
)
き
四
さ
身
(
み
)
無しにあはれ
五
。 (歌謠番號二四)
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
つづら(黒葛)の例文をもっと
(1作品)
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