“クレードル”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
揺籃50.0%
承船架25.0%
揺籠25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
谷の住み家を去らずにいるのではあるまいか……前々夜泊まった広河内の谷が、乾からびたように見える、その附近の黒い森林は、一寸位ずつ這い上って来るようで、雲の揺籃クレードルのように
白峰山脈縦断記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
約八〇平方フィートの二台の承船架クレードルが、がっちりとのっけて、さらにその承船架を支えて河中まで、たっぷり油を引いた幅八十フィート長さ二百フィートの滑走路が
黒船前後 (新字新仮名) / 服部之総(著)
その丸卓子テーブルの周囲には、路易ルイ王朝好みのお乳母うば車、華奢きゃしゃ籐椅子とういす、花で飾った揺籠クレードル、カンガルー型のロッキングなぞが、メリー・ゴー・ラウンド式に排列されている……そんなもの一つ一つにも
白菊 (新字新仮名) / 夢野久作(著)