“ぶらんこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ブランコ
語句割合
鞦韆95.7%
揺籃4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天井からは幾つかの鞦韆ぶらんこがブラ下がり、衝立ついたて、小机、竹馬、大小の箱、むち、それに何に使うか見当も付かないものが舞台裏一パイに並べてあり
道路から二段目のほかほかした日あたりに、足を鞦韆ぶらんこのように下げている弟のそばへ行き、そして肩の上に手を置いた。
童話 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
黒面猿くろんぼざるがチョコンと揺籃ぶらんこに乗ったような恰好に眺められたからである。しかし宋江のみは、彼にしても罪をつぐなわんとする責任感はかくも強く持っているのかと、ちょっとまぶたを熱うして。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)