トップ
>
衝立
ふりがな文庫
“衝立”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ついたて
88.9%
つゝた
3.3%
つった
3.3%
ついた
2.0%
つッた
1.3%
エクラン
0.7%
スクリーン
0.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ついたて
(逆引き)
華麗な
衝立
(
ついたて
)
のかげから現われて、すばしこく段々を昇って、演奏壇へあがると、風呂にでも入るように、拍手喝采の中へ入って行く。
神童
(新字新仮名)
/
パウル・トーマス・マン
(著)
衝立(ついたて)の例文をもっと
(50作品+)
見る
つゝた
(逆引き)
何処からとも無く蜂のやうにぶつ/\
呟
(
ぼや
)
く声が聞え出した。暫くすると、尻に針を持つたらしい一人の学生が
衝立
(
つゝた
)
つて博士を呼んだ。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
衝立(つゝた)の例文をもっと
(5作品)
見る
つった
(逆引き)
三郎は今にも泣き出そうとする子供の様な表情で、いつまでもいつまでも黙りこくって
衝立
(
つった
)
っていました。
屋根裏の散歩者
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
衝立(つった)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
ついた
(逆引き)
衝立
(
ついた
)
ての後から、その途端に、腰もしっかり定まらない一人の
酔
(
え
)
いどれが、
扮装
(
ふんそう
)
してひょろりと起って来た。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
衝立(ついた)の例文をもっと
(3作品)
見る
つッた
(逆引き)
車屋との悶着を黙って
衝立
(
つッた
)
って視ていた女が、其が済むのを
待兼
(
まちかね
)
たように、
此方
(
こっち
)
へ来いというから、
其跟
(
そのあと
)
に
随
(
つ
)
いて玄関の次の薄暗い
間
(
ま
)
へ入ると
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
衝立(つッた)の例文をもっと
(2作品)
見る
エクラン
(逆引き)
南は嶮山重畳のモン・ブラン
群
(
マシッフ
)
と、氷河の蒼氷を溶かしては流すアルヴの清洌、北には
雲母
(
きらら
)
張りの
衝立
(
エクラン
)
のように唐突に突っ立ちあがるミデイ・ブラン、グレポンの
光峰群
(
デ・セイギイユ
)
。
ノンシャラン道中記:07 アルプスの潜水夫 ――モンブラン登山の巻
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
衝立(エクラン)の例文をもっと
(1作品)
見る
スクリーン
(逆引き)
「いらっしゃいまし——」と、いうよし子の挨拶を聞いて、新子は何と云うことなしに、立ち上って、
衝立
(
スクリーン
)
の陰にちょっと身を隠して、客の方を見た。
貞操問答
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
衝立(スクリーン)の例文をもっと
(1作品)
見る
“衝立”の解説
衝立(ついたて)は、日本の家屋(とりわけ、伝統的家屋)で用いられる、パーティション(間仕切り)用家具の一種。襖障子・板障子・組子などといった障壁に使える物に台脚を取り付けることで自立する調度品に仕立てたもので、屋内にて、間仕切り、目隠し、風除け、装飾性・芸術性などを目的に用いられる。
(出典:Wikipedia)
衝
常用漢字
中学
部首:⾏
15画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“衝立”で始まる語句
衝立岩
検索の候補
大衝立
衝立岩
“衝立”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
小栗虫太郎
吉川英治
パウル・トーマス・マン
中里介山
薄田泣菫
二葉亭四迷
谷崎潤一郎
井上円了
魯迅