“つった”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
突立90.3%
衝立5.4%
佇立3.2%
屹立1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白襯衣君が、肩を聳(そび)やかして突立(つった)って、窓から半身(はんしん)を乗出(のりだ)したと思うと、真赤な洋傘(こうもり)が一本、矢のように窓からスポリと飛込(とびこ)んだ。
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
平兵衛の舟がその右側を漕いでいた。平兵衛は舟の胴(どう)の間(ま)に衝立(つった)って上流(かわかみ)の水の勢(いきおい)を見ていた。
水面に浮んだ女 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
何もそう謝るには及びません、僕も実は貴様が先刻僕の前に佇立(つった)って僕ばかり見て居(い)た時の風が何(なん)となく怪(あやし)かったから、それで此処(ここ)へ来て貴様(あなた)の為(す)ることを覗(うか)ごうて居たのです。
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
その北穂高の東北に接し、槍と同形の峰が二百尺ばかりも屹立(つった)っている、小槍とでもいいたい、が穂高の所属だから、剣ヶ峰というておく。
穂高岳槍ヶ岳縦走記 (新字新仮名) / 鵜殿正雄(著)