“貴様”のいろいろな読み方と例文
旧字:貴樣
読み方(ふりがな)割合
きさま71.8%
あなた15.4%
あなたさま2.6%
おまえ2.6%
てめい2.6%
てめえ2.6%
ぬし2.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“貴様”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 倫理学・道徳 > 人生訓・教訓12.5%
歴史 > 伝記 > 日本8.3%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸4.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
れたことを、貴様きさまがおうら掴出つかみだした、……あの旅籠屋はたごや逗留とうりうしてる。」
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
おれようがあるのだ! るのだ! 貴様きさまなん権利けんりがある! せとったらせ!』
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
「ちょッとお話の途中ですが、貴様あなたはその『冬』というおんにかぶれやアしませんでしたか?」と岡本はたずねた。
牛肉と馬鈴薯 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
この先を詳しく話す勇気は僕にありません。事実を露骨に手短に話しますから、それ以上は貴様あなたの推察を願うだけです。
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
しかるに貴様あなたさまとの関係と同じく矢張やはり男の家で結婚を許さない
節操 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
そこで如何いかなることがあつても貴様あなたさまにはと誓つて居たけれどそのちかひも捨て義理も忘れてお願ひ申すのである、何卒どうか二十円だけ用意して明晩みやうばん来てれまいか——といふのである。
節操 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
貴様おまえはどうじゃ?」
富岡先生 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
「そりや、貴様てめいのやうな独身漢ひとりものは牢屋へ行くなり、人夫になつて戦争に行くなり、勝手だがな、女房があり小児こどもがありすると、さう自由にもならねエのだ」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
「どうせ、貴様てめえから返金かへして貰へるなんて思つちや居ねえツて言つたよ——其れよりかお竹の阿魔に、泣かずにまつてろツて伝言ことづけ頼むぞ、忘れると承知しねえぞ」と後車あとの御者は答へつゝ、篠田と老人とを乗せたる一りやうは、驀地まつしぐらひとせぬ、
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
捕らぬ狸の皮算用。夜中三天のコッケコーコーたあ貴様ぬしが事タイ。それでも友達甲斐に連れて来てやれあ、ヤレ寒いとか、太股ももどうの痛いとか、太平楽ばっかり祈り上げ奉る。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
『道楽はイクラしても構わん。貴様ぬしが儲けて貴様ぬしが遊ぶ事じゃケニ文句は云わんが、赤の他人でも親類になる……見ず知らずの他人の娘でも蹴倒けたおす金の威光だけは見覚えておけよ』
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)