“てめえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
手前84.5%
14.7%
0.4%
貴様0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かく「何も糞もあるものか、よくのめ/\と来やアがった、手前てめえが意地を附けたばっかりで忰を牢死させるようにしやアがって此奴こいつ
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
かけら半分叱言こごとらしいことを私に云われず、ただ物和ものやさしく、清やてめえ喧嘩は時のはずみで仕方はないが気の毒とおもったら謝罪あやまっておけ
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
てめえ未来このさきに持っている果報の邪魔じゃまはおれはしねえ、つらいと汝てめえがおもうなら辛いつきあいはさせたくねえから。
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「どうせ、貴様てめえから返金かへして貰へるなんて思つちや居ねえツて言つたよ——其れよりかお竹の阿魔に、泣かずにまつてろツて伝言ことづけ頼むぞ、忘れると承知しねえぞ」と後車あとの御者は答へつゝ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)