“物和”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ものやわ75.0%
ものやさ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
物和ものやわらかな豆腐屋の隠居、義理固い炭薪屋すみまきやの大将といったような公民級をはじめとして、子分のデモ倉、プロ亀に至るまでがはしゃぎまわってみおくりに来ました。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
娘はしけしけと自分の貌を見ていたが、物和ものやわらかに
初恋 (新字新仮名) / 矢崎嵯峨の舎(著)
かけら半分叱言こごとらしいことを私に云われず、ただ物和ものやさしく、清やてめえ喧嘩は時のはずみで仕方はないが気の毒とおもったら謝罪あやまっておけ
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)