“和物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あえもの60.0%
にこもの20.0%
わもの20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中川「なるほどね、早速お登和に遣らせてみましょう。此方こっちのお皿のは南京豆の和物あえものですか、胡麻和ごまあえよりも非常に結構です。これはった南京豆を ...
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
延喜式にも毛の麤物あらもの、毛の和物にこものを供物とする事がその祝詞のりとに見えている。毛の荒い獣類、毛の和かい獣類だ。古代には日本人も普通に獣肉を食した。
人身御供と人柱 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
金襴もぢくほり和物わものらしく、切り離した刄の跡は、ひどく亂暴でなゝめになつてをりますが、刄物ははさみではなく、鋭い切出しか匕首などの樣子です。