“にこもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
和物50.0%
柔物50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
延喜式にも毛の麤物あらもの、毛の和物にこものを供物とする事がその祝詞のりとに見えている。毛の荒い獣類、毛の和かい獣類だ。古代には日本人も普通に獣肉を食した。
人身御供と人柱 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
特に鹿や猪を常食としたので、これを呼ぶに「シシ」すなわち肉の称を以てする程にもなっている。したがって神もそれを要求し給うものとして、所謂毛の麤物あらもの毛の和物にこものを供物として捧げるのである。
人身御供と人柱 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)