“軸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じく64.4%
ぢく28.8%
シャフト5.1%
ジク1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
床の間には鷹を描いた宮本武蔵のじくがかけてある。もちろん複製品だ。女指圧師がまず口にしたのは、この部屋の悪口であった。
幻化 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
顔のあかい女中が、干柿と茶を持つて這入つて来た。床の間には、籠型の花筒に、小菊が活けてあり、石版画の山水のぢくがかゝつてゐる。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
原動機げんどうきは廻転し、ベルトはふるえ、シャフトは油をなめまわし、攪拌機かくはんきはかきまわし、加熱炉かねつろは赤くえ、湯気ゆげは白く噴き出し、えらい騒ぎが毎日のように続いた。
そうしてジクが一つあるために、すべてが比較的まとまるのよ、家のものだって、わたしが、あしたは出勤よと云えば、それは絶対不変更となって居りますから。いい習慣がついたものね。