“シャフト”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
75.0%
円棒25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一つの大きいシャフトがモートルにつながるベルトで廻されると、廻転が次の軸に移って、また別のベルトが廻り、そのベルトは又更に次の機構を動かして、それが板を切るべきは切り、釘をうつべきはうち
地獄街道 (新字新仮名) / 海野十三(著)
あの直径二フェートインチ、全長二百何十フェートという、大一番の鋼鉄はがね円棒シャフトだ。重さなんかドレ位あるか、考えたってわかるもんじゃない。実際、傍へ寄ってみたまえ。
焦点を合せる (新字新仮名) / 夢野久作(著)
……ところが又、生憎あいにくなことに、その円棒シャフトの入れ換えが、キッカリ一週間かかったもんだ。つまりその間じゅう、全然、機械の運転を休止アップして、行きなり放題に流れ廻わっていた訳だ。
焦点を合せる (新字新仮名) / 夢野久作(著)
その翌る朝のまだ薄暗いうちの事だ。ポートサイドで札ビラを切っている夢か何か見ている最中さなかに、今の推進機スクリュウの中軸になっている、一番デッカイ長い円棒シャフトが、中途からポッキリと折れたもんだ。
焦点を合せる (新字新仮名) / 夢野久作(著)