“鋼鉄”のいろいろな読み方と例文
旧字:鋼鐵
読み方割合
はがね51.3%
こうてつ38.5%
かうてつ7.7%
くろがね2.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第三の函からこれもまた鋸屑おがくずとも鋼鉄はがね屑とも見分けの付かぬ、例の詰物を取り出して、マクドナルド博士とともに掌で揉んでみたり
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
そのとき中尉は、硬いひやりとしたものをてのひらの中に感じた。見るとそれは鋼鉄こうてつと硬質ゴムとでできた「火の玉」少尉の義手ぎしゅだったのである。
空中漂流一週間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ところが去來いざ取懸とりかかツて見ると、ちつとも豫期よきした調子てうしが出て來ない。頭の中に描かれた作品と、眼前がんぜんに描出される作品とはなまり鋼鉄かうてつほどの相違さうゐがある。周三は自分ながら自分の腕のなまくらなのに呆返あきれかへツた。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
あわてゝ手探りに枕元にある小さな鋼鉄くろがね如意にょいを取ってすかして見ると、判然はっきりは分りませんが、頬被ほうかぶりをした奴が上へしかゝっている様子。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)