“鋼鉄”のいろいろな読み方と例文
旧字:鋼鐵
読み方(ふりがな)割合
はがね52.6%
こうてつ36.8%
かうてつ7.9%
くろがね2.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鋼鉄”を含む作品のジャンル比率
文学 > ドイツ文学 > 戯曲50.0%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸3.2%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語3.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
それがむかふくるまあたつて、まはたび鋼鉄はがねの如くひかつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
朝食が済んだ後で、霧がはれて、海がギラギラ青い鋼鉄はがね色に煌きはじめると、二組の夫婦はそろって海水浴に出かけた。
「ひとりで歩く場合には鋼鉄こうてつのかぶとをかぶって歩く。中くらいの隕石ではあたってもこのかぶとでふせぐことができる」
三十年後の世界 (新字新仮名) / 海野十三(著)
にわかにはちすずめがキイーンとせなかの鋼鉄こうてつほねもはじけたかと思うばかりするどいさけびをあげました。
頭の中に描かれた作品と、眼前がんぜんに描出される作品とはなまり鋼鉄かうてつほどの相違さうゐがある。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
この村に鍛冶かぢ鋼鉄かうてつを鍛へ居りつちのひびきも日本にほんに似たり
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
鼠の頭陀ずだを掛け、白の甲掛脚半こうがけきゃはん網代あじろの深い三度笠を手に提げ、小さな鋼鉄くろがねの如意を持ちまして隣座敷へ泊った和尚様が、お湯に入り
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
あわてゝ手探りに枕元にある小さな鋼鉄くろがね如意にょいを取ってすかして見ると、判然はっきりは分りませんが、頬被ほうかぶりをした奴が上へしかゝっている様子。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)