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鋸屑
ふりがな文庫
“鋸屑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おがくず
62.2%
おがくづ
11.1%
のこくず
11.1%
のこぎりくず
8.9%
おがくす
2.2%
かんなくず
2.2%
をがくづ
2.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おがくず
(逆引き)
第三の函からこれもまた
鋸屑
(
おがくず
)
とも
鋼鉄
(
はがね
)
屑とも見分けの付かぬ、例の詰物を取り出して、マクドナルド博士とともに掌で揉んでみたり
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
鋸屑(おがくず)の例文をもっと
(28作品)
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おがくづ
(逆引き)
すると、どういふものか出来たのは
鋸屑
(
おがくづ
)
のやうなカラばかりで、肝腎の豆腐は少しも見られなかつたといふ事を話した。そして気遣ふやうに
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
鋸屑(おがくづ)の例文をもっと
(5作品)
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のこくず
(逆引き)
例によって例の配達手君が置いて行った一塊の小包を開いて見ると、厳重に包装した木箱の中から、
鋸屑
(
のこくず
)
に埋めた小さな二つの
硝子
(
ガラス
)
瓶が出て来た。
眼を開く
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
鋸屑(のこくず)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
のこぎりくず
(逆引き)
シンシンシンシンシンという軽い、小さい
鋸
(
のこぎり
)
の音が忍びやかに聞こえて、銀次の襟首へ煙のように細かい
鋸屑
(
のこぎりくず
)
が流れ込んだ。
骸骨の黒穂
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
鋸屑(のこぎりくず)の例文をもっと
(4作品)
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おがくす
(逆引き)
「いいえ、何でもないんです。……
鋸屑
(
おがくす
)
が目にはいったような気が、ちょっとしたもんですから。」
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
鋸屑(おがくす)の例文をもっと
(1作品)
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かんなくず
(逆引き)
すぐ横町の路次のなかに、このごろ新しく建てられた、
安普請
(
やすぶしん
)
の平屋がそれで、二人はまだ
泥壁
(
どろかべ
)
に
鋸屑
(
かんなくず
)
の散っている狭い勝手口から上って行くと、台所や押入れの工合を見てあるいた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
鋸屑(かんなくず)の例文をもっと
(1作品)
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をがくづ
(逆引き)
木の
鋸屑
(
をがくづ
)
のやうな花の白みが、音もなくそこらに散らばる度に、有るか無きかのその匂が、埃臭い土のしめりと混り合つて、たよたよと私の心の薄明りに烟のやうに低く這ひ寄つて来る。
独楽園
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
鋸屑(をがくづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鋸屑”の意味
《名詞》
鋸で製材する際に出る木材の屑。おがくず。のこぎりくず。
言葉がよどみなくすらすら出るさま。
(出典:Wiktionary)
鋸
漢検準1級
部首:⾦
16画
屑
漢検準1級
部首:⼫
10画
“鋸屑”で始まる語句
鋸屑譚
検索の候補
大鋸屑
巨鋸屑
鋸屑譚
“鋸屑”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
下村湖人
橘外男
ロマン・ロラン
薄田泣菫
牧逸馬
夢野久作
徳田秋声
幸田露伴
吉川英治