“おがくづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鋸屑62.5%
大鋸屑25.0%
巨鋸屑12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
製板所の構内だといふことはもくもくした新らしい鋸屑おがくづが敷かれ、のこぎりの音が気まぐれにそこを飛んでゐたのでわかりました。鋸屑には日が照って恰度ちゃうど砂のやうでした。
イギリス海岸 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
木ッ葉 大鋸屑おがくづ ここに降る ああ何といふ陽の光
山果集 (旧字旧仮名) / 三好達治(著)
代官町の大一と云ふ店で、東京に二箱仕出す。奧深い店は、林檎と、箱と、巨鋸屑おがくづと、荷造りする男女で一ぱいであつた。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)