“のこぎりくず”の漢字の書き方と例文
語句割合
鋸屑100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十七、八のさかんな筋肉を持っている男だった。職人烏帽子えぼしを後ろへ落し、仕事着の片肌を脱いでいて、汗の光っている毛穴には、鋸屑のこぎりくずがたかっていた。お吉の亭主の平次郎なのである。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)