“おがくず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鋸屑84.0%
大鋸屑12.0%
巨鋸屑4.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雨降がつづいて、木片きぎれ鋸屑おがくずの散らかった土間のじめじめしているようなその店へ、二人は移りこんで行った。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
彼はテーブルの上にあった吸墨用の箱から鋸屑おがくずを機械的につまみ出しながら、ちょっと考え込んだ、そしてつけ加えた。
しかし、食料品販売所コンムナールでは、床にまいた大鋸屑おがくずを靴にくっつけて歩道までよごす節季買物の男女の出入が絶えない。
赤い貨車 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
小屋の横に、おおきな材木が枕木に横たわっているし、辺りに大鋸屑おがくずが積もっているなどから見ても、これは木挽こびき職人の寝小屋らしかった。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
奥深おくぶかい店は、林檎と、箱と、巨鋸屑おがくずと、荷造りする男女で一ぱいであった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)